【蝦名温人ディレクター】
「この晴天の中、決勝進出をかけた戦いが今始まろうとしています」
秋田第１代表の能代松陽との対戦。
２回に先制を許した光星は３回。ヒットと相手のエラーで満塁のチャンスをつくると、３番の田中楓也がセンターへ弾き返す逆転の２点タイムリーヒット。試合をひっくり返します。
その後同点とされ、迎えた５回。この回から２番手でマウンドに上がった佐藤が連打と盗塁を許し、２塁・３塁のピンチ。
相手の３番・奈良との対決は、ライト線へのタイムリーツーベース。２人がかえり、またしても光星が追いかける展開に。
その直後、光星はヒットと送りバントで得点圏にランナーを進めると、３回に２点タイムリーを放った３番・田中楓也がこの日２本目のタイムリーヒット、中盤に１点差に迫ります。
すると７回。光星はノーアウト満塁と一打逆転のチャンスをつくり、５番キャッチャーの米澤がショートへ痛烈な打球、グラブを弾き、この間にランナー２人がホームイン！
再び逆転に成功すると、この回打者１１人の猛攻で一挙７得点。終盤に得点を重ね１２対６で決勝進出を決めました。
決勝は、１４日午前１０時プレイボール。準々決勝で青森山田を破った宮城第１代表、仙台育英と対戦します。
【八学光星 ３安打３打点 田中楓也選手】
「『一戦一戦勝ち切る』ということをやってきたので、つながって良かったです」
「とにかくチームプレーを意識して『つなごう、つなごう』でいきたいと思います」
