弘前市悪戸の園地では調査員たちが「ふじ」の木を見て、実のなり具合と病害虫がいないかを調べました。
調査の結果、この園地では結実量が十分あり、病害虫被害は見られませんでした。
ただ大雪の影響もあり、一部に結実が見られない箇所がありました。
また園地のなかには、花がついたのに結実しないカラマツの被害が出ているところがあるということです。
【青森県りんご協会 櫻庭佑人技師】
「長く雪に埋もれていた下枝というのは、ちょっと生育が上の花と違って遅れてしまう傾向にありましたので、やはり受粉のタイミングが合わずカラマツが生じたりとか、そういったところで結実量不足が見受けられるのかなと思います」
結実量調査は、2025年の予想収穫量の参考にするため、青森県の委託を受けた県りんご協会が、19日まで県内90カ所ほどの園地で実施します。