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犯人追跡・不明者捜索に活躍 青森市で嘱託警察犬の審査会

2025.06.17(火) 18:45

事件の犯人の追跡や行方不明者の捜索などで活躍する嘱託警察犬の審査会が開かれました。

青森県警察本部では、民間で飼育されている犬に警察犬としての業務を嘱託していて、年に1回、審査会が開かれます。

17日午前は、地面に残った足跡を、臭いをもとに正確にたどる「足跡追及」など4つの審査が行われ、シェパードを中心に、ラブラドールレトリバーなど合わせて51頭が参加しました。

オスのボーダーコリー、アオくん(4)。2024年に続く2回目の挑戦で、初めての合格を目指します。

【アオくんの指導手 浅野智也さん】
「探せ」

足跡をたどって歩き始めるものの、キョロキョロとあたりを見回して落ち着かない様子。

【アオくんの指導手 浅野智也さん】
「全然駄目ですね、気が散ってしまって」
「トレーニングの延長でこういうことをやっていまして、せっかくレーニングをしているので、目標を持って一緒にやれたらという感じ」

警察犬の青森県内の出動件数は2024年に196件で、そのうちの8割ほどが行方不明者の捜索です。

【青森県警察本部 鑑識課 花田健一機動鑑識隊長】
「(行方不明者は)警察“官”では探しようがないです。警察犬の能力を十分に生かして県民の要望に応えていくために、警察犬が必要だと思います」

合格した警察犬は、7月1日から1年間県内各地で出動します。
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