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青森県立中央病院の医師に現状と注意点を聞く

2022/01/21(金) 18:45

新型コロナの感染の拡大で、医療態勢への影響も懸念されています。青森県立中央病院の北澤淳一医師に、現状と注意点を伺いました。

(Q.オミクロンの影響なのか、新型コロナの感染は増えてきていますが、県立中央病院の状況はいかがでしょうか?)

【青森県立中央病院 北澤淳一医師】
「検体の採取と検査自体についても、2022年1月6日からですけれども、1日の枠を目一杯検体採取もしておりますし、検査のほうも1日300、400、500と増えてきているという状況です」

「基本的にはオミクロン株による感染で、非常に感染力が強いといわれています。検査でみていても、かなりの数のウイルスを出している方が多い」

県立中央病院では、コロナ禍のため急がない手術の延期をした時期があり、1月から入院予約が多くなっています。

【県立中央病院 北澤淳一医師】
「また、今回のようにコロナが多くはやってしまうと、いわゆる一般診療というか、通常の青森県立中央病院の担っている医療自体を維持するというのが非常に困難な状況になりつつあります」

県立中央病院は、中等症以上の患者の治療を担っていて、現時点では満床ではないものの、徐々に入院者数が増えてきています。

【県立中央病院 北澤淳一医師】
「今はまだ若い方が多くて、20代、30代、10代ですね、そういう方が多くて、高齢者の方は最初の頃に比べれば少ない状況だということなのですけれども、若い世代の方々の感染だけで終わるのではなくて、これから家庭内感染とか広がりがあると、子どもや高齢者の方々の感染というのが今後広がってくるというのが予想されます」

北澤医師は、感染の広がりに伴って重症者が増えることを危惧しています。

【県立中央病院 北澤淳一医師】
「それは、沖縄でも実際にもうそうなっているので、初めは20代30代、それが、50代60代70代80代という方に広がっていくという状況になってきますと、重症な患者が増えてくる可能性が上がってきますので、そういう点では、今後の感染の広がりがいつまで続くか、非常に危惧しているところです」

年末年始には、帰省して友人や家族と会食した人も多く、それが感染拡大の1つの要因とみています。

【県立中央病院 北澤淳一医師】
「デルタ株とオミクロン株での違いといえば、恐らくマスクを取って会食しておしゃべりをするとまず100%うつる。会食の方法ですよね。きちんとマスク会食をする。話をするときには、エアロゾルが相手に向かって飛ばないような状況で話をする。そういう注意が一番重要なのじゃないかなと思います」

「決して、侮っていただきたくない。自分が軽症で終わっても、自分からうつすかもしれない家族、大切な方が軽症で終わらない可能性がありますので、そういう点を理解していただいて、感染防御をしっかりしていただきたい」

変異株でも、感染予防対策は変わらず、マスク、手洗い、3密の回避が重要だと呼び掛けています。

【県立中央病院 北澤淳一医師】
「このままコロナが増えてしまうと、必要な医療を受けられない方が出てきてしまって、自分には関係ないと思うのではなくて、しっかり身に染みてきちんと考えてもらいたいと思います」

県立中央病院では、年末には入院者数がゼロでしたが、年明け以降急激に増えてきたそうです。このまま増え続けると、医療体制の維持が難しくなると話していました。

北澤医師は「自分の大切な人が命を落とすかもしれないと思って、感染予防に努めてほしい」と訴えていました。


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