八戸市小中野のみちのく記念病院で、12日午後11時半過ぎ、病室で、顔から血を流している八戸市八太郎の無職、髙橋生悦さん(73)を巡回中の看護師が発見。院内で治療しましたが、頭や顔を損傷していて翌日、亡くなりました。
髙橋さんは、4人部屋に他の3人と相部屋で入院していました。16日まで行われていた現場検証で血痕が確認されたのは、髙橋さんが使用していた病室のベッドとその周辺のみだったことから、暴行されたのは病室内の可能性が高いということです。
また、事件があったフロアでは、患者が別のフロアへ行き来できないように施錠されていて、患者が窓の開け閉めはできないようになっていました。
髙橋さんには複数の傷跡もあり、警察は殺人事件の可能性も視野に、同じ病室の患者や看護師などを中心に話を聴くなどして、捜査を進めています。