
市町村別の平均寿命ワースト10位までをまとめたものです。男性では、青森県内で最も平均寿命が短かった東通村が78.1歳で全国ワースト4位、次いで六ケ所村、大間町、むつ市、三戸町、風間浦村、平内町とワースト10位に7市町村が入る結果となりました。
そして女性も85.5歳の今別町、田舎館村、次いで大鰐町、むつ市、風間浦村、七戸町とこちらも6市町村が入りました。
青森県の平均は、男性が79.3歳、女性が86.3歳となり、前回2015年の調査と比べて男性が0.6歳、女性が0.4歳延びましたが、全国の平均と比べると、ともに延び幅は小さくなっています。男女ともにワースト1位が続いています。
短命県返上のため、県が取り組んでいることの一つが「減塩」です。
厚労省によりますと1日当たりの塩分摂取量の目標値は、男性が7.5グラム、女性が6.5グラムですが、県内の現状としては男性が11.3グラム、女性が9.7グラムと3グラム以上オーバーしています。大体あめ玉1個分です。
1日当たりで見ればわずかな量ですが、1年間続くと、オーバーしている塩分量はおよそ1.4キロにもなります。体に良いはずがありません。
県は、だしのうまみを生かして減塩につなげる「だし活」を進めています。健康に長生きできるようにいま一度、味付けに気を付けてみるのはいかがでしょうか。