県内ニュース

NEWS

ニュースランキングはこちら

平均寿命 ワースト10位に青森の市町村が半数

2023.05.15(月) 18:45

厚生労働省は、2020年の市町村別の平均寿命を発表しました。

市町村別の平均寿命ワースト10位までをまとめたものです。男性では、青森県内で最も平均寿命が短かった東通村が78.1歳で全国ワースト4位、次いで六ケ所村、大間町、むつ市、三戸町、風間浦村、平内町とワースト10位に7市町村が入る結果となりました。

そして女性も85.5歳の今別町、田舎館村、次いで大鰐町、むつ市、風間浦村、七戸町とこちらも6市町村が入りました。

青森県の平均は、男性が79.3歳、女性が86.3歳となり、前回2015年の調査と比べて男性が0.6歳、女性が0.4歳延びましたが、全国の平均と比べると、ともに延び幅は小さくなっています。男女ともにワースト1位が続いています。

短命県返上のため、県が取り組んでいることの一つが「減塩」です。

厚労省によりますと1日当たりの塩分摂取量の目標値は、男性が7.5グラム、女性が6.5グラムですが、県内の現状としては男性が11.3グラム、女性が9.7グラムと3グラム以上オーバーしています。大体あめ玉1個分です。

1日当たりで見ればわずかな量ですが、1年間続くと、オーバーしている塩分量はおよそ1.4キロにもなります。体に良いはずがありません。

県は、だしのうまみを生かして減塩につなげる「だし活」を進めています。健康に長生きできるようにいま一度、味付けに気を付けてみるのはいかがでしょうか。
< 前の記事 県内ニューストップ 次の記事 >
週間ランキング
月間ランキング

・回線状況や時間帯、また閲覧する環境によっては正常に動画が再生されない場合がございます。ご了承くださいませ。

・本サイトで公開中の動画及び過去の動画につきましては、DVD等の別媒体への複製や動画ファイルによる個別提供のご依頼は有料無料問わず全てお断りしています。