東京電力は、毎年春と秋に、東通村のおよそ2500世帯すべてを訪問し、建設工事が中断している東通原発の状況などを説明していましたが、新型コロナの感染拡大を受け、2020年から活動を控えていました。
3年半ぶりとなる15日は、社員が東通村小田野沢地区を回り、新たに建設する事務所ヘッドオフィスなどについて書かれた広報誌を住民に手渡して取り組みに理解を求めていました。
【東京電力HD 地域コミュニケーション室 田添邦彦室長】
「なかなか見通しをお示しすることができていない状況の中でですね、我々がどういうことを取り組んでいるのかということをお話しできればと思っています」
東京電力の全戸訪問は、5月いっぱい続きます。