救助されたのは、青森市の73歳の男性です。警察によりますと、男性は24日、タケノコ採りのために、1人で外ケ浜町の山に行きました。午後5時半ごろ男性から「足を骨折した」などのショートメールを家族が受け、110番通報をしました。
25日は、午前7時から警察や消防などおよそ30人が捜索し、県警のヘリが発見。その後、ドクターヘリで病院に運ばれました。搬送時、意識はあり、会話は可能だったということです。
青森県内では2023年、山菜採りなどによる遭難が相次いでいて、24日現在で17件発生しています。
また、24日午前11時すぎ、秋田県鹿角市の山林で、十和田市奥瀬の会社員、金田親子さん(50)が崖下に倒れているのを、捜索していた防災ヘリが見つけました。
発見からおよそ5時間後にヘリで引き上げられましたが、その場で死亡が確認されました。
金田さんは21日に、知人と別れた後、行方が分からなくなっていました。山菜採り中に崖下50メートルにすべり落ちたとみられています。