農作業体験の研修をしたのは、平川市の2年目の職員7人です。このうち4人は、平川市町居の葛西厚平さんの園地で、実すぐりの作業をしました。
葛西さんはリンゴの木と木の間隔を狭くして栽培する「高密植栽培」を一部で取り入れていて、作業効率が良いことを教えていました。
平川市では、1年目から3年目の職員を対象に、市の基幹産業の農業について理解を深めるのと同時に、労働力不足といった課題解消に取り組む研修を3年前から行っています。
【参加した平川市総務課 大熊沙耶さん】
「農家さんの苦労が分かったので、政策を立てるような部署とか農林関係の部署に行った際には、(この体験を)生かせるかなと思います」