県内で自動車教習所を展開する「ムジコ・クリエイト」が発表した、信号機のない横断歩道での停止率は、6月に調査した青森市、弘前市、八戸市の3市全てで前年よりも停止率が向上しました。最も停止率が高かったのは弘前市で57.4%。次いで八戸市が40.0%、青森市が35.2%です。一方、JAFの調査によりますと、県内での信号機のない横断歩道での停止率は2019年に4.4%で全国ワースト2位を記録しましたが、2022年は56.7%で全国7位と大幅に向上しています。
横断歩道は歩行者優先で、違反すると3カ月以下の懲役、または5万円以下の罰金が科せられます。運転手が気を付けるべきは横断歩道に歩行者がいるかどうか、そして・・・
【藤原アナリポート】
「道路にあるこちらのひし形のマーク、これはこの先に横断歩道があることを表しています、運転中は意識をするようにしましょう」
ムジコ・クリエイトの調査では、歩行者が手を挙げた場合では一時停止率が1.5倍に上昇したという結果もあります。県警は、運転手だけでなく歩行者も横断するときには手を上げるなど、横断の意思表示をすることを呼びかけています。