青森市PTA連合会は、児童や生徒の参加人数の減少やスタッフの人員不足などのため、3日から6日までの子どもの参加者が、延べ500人を下回ったら、2023年で大型ねぶたの運行を取りやめる方針を示していました。
そんな中、3日の運行初日。会場には多くの子どもたちの姿がありました。果たして集まった人数は。
【青森市PTA連合会 棟方丈博会長】
「おそらく500人近く、初日で集まったのかなと思っています」
「これが、実際子どもたちが続けたい、という答えだったのかなというふうに思います」
午後7時、号砲の合図とともに運行が始まり、長い行列となったハネト、はやし、ねぶたが、運行コースへ。大人も子どもも、スタートから大盛り上がり!
3日は、弘前市出身のヒップホップアーティストKREVAさんが応援に駆けつけました。
KREVAさんの参加決定前は、目標に達していなかった参加人数も、決定後に増えたといいます。
【青森市PTA連合会 棟方丈博会長】
「KREVAの奇跡だったと思います。感謝しています」
ねぶた祭への参加は初めてだというKREVAさん。
「ラッセーラー、ラッセーラー」「ラッセーラッセーラッセーラー」
「ラッセーラッセーラッセーラー」「盛り上がっていきましょう!」
【KREVAさん】
「ここに(自分が)参加して、1人でも多く参加してくれれば良いなと思ったのですけれど、思った以上に人が集まってて、太鼓の音色が遠くて、ちょっと寂しいくらいですね。最高ですね」
3日の参加人数は505人。初日で目標を達成した青森市PTA連合会、2024年以降の運行継続が決まりました。