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夏の甲子園 八学光星の初戦 選手たちの特別な思い

2023.08.14(月) 18:45

高校野球夏の甲子園で12日、初戦を突破した八戸学院光星の試合をたっぷりと振り返ります。そして後半では、この試合で活躍した2人の選手に話を聞きました。そこには特別な思いがありました。大熊記者のリポートです。

青森県内最多2年連続12回目の夏の甲子園に挑む光星。声出し応援が解禁したアルプススタンドにはおよそ2000人が詰めかけ、熱気に包まれます。

その声援を力に変えたい光星は5回、ランナー2人を置き、1番・砂子田のタイムリーヒットで2点を先制し、試合の均衡を破ると、さらに3番・キャプテンの中澤も続き、リードを3点に広げます。

7回には、チャンスで5番・藤原の3ランホームランで突き放します。

光星の先発は、この甲子園からエースナンバーを背負う2年生、洗平。

光星OBで元中日ドラゴンズ、父親の竜也さんが見守る中、明桜打線を相手に8回までスコアボードにゼロを刻みます。

9回もマウンドに上がった洗平は135球の力投で、最後はこの日7個目の三振を奪い完封。

東北勢対決を制した光星。夏の甲子園では2000年の2回目の出場から実に11大会連続の初戦突破。全国制覇に向け、好発進です。

【洗平比呂投手】
「点を取ってくれて、自分にも余裕ができたのかなと思いますし、しっかり要所要所で三振を取って、ゲッツーを取れたのが要因だと思います」

大舞台での息子のピッチングに竜也さんは・・・。

【光星OB・元中日 洗平竜也さん】
「堂々とした結果がこういう結果につながっていると思うので、良かったと思います」

この試合で印象的なシーンがありました。甲子園チーム初ヒットを放った7番・青木選手の塁上での動きです。

左右の両手を前に伸ばし手を叩くようなポーズ。

実は、夏の青森大会決勝で対戦した八戸工大一の選手たちが出塁した時に行っていたのが、ワニポーズなんです。「相手チームを食い尽くす」という意味が込められています。

【青木虎仁選手】
「(夏の青森大会)決勝も接戦だったので、どっちが甲子園に行ってもおかしくなかったので。(ワニポーズを)やりたかったので、初ヒットが僕だったので1発目にできてよかった」

このポーズを行っていた八戸工大一の最上選手に話を聞くと・・・。

【八戸工大一 最上晴太選手】
「サードの池田選手に、ちょっとこれワニポーズお願い、と冗談半分で言った」
「自分たちも一緒に戦っているような気持ちにすごくなれてうれしい」
「大事な時にあのポーズをやってもらって、どんどん勝ち進んで、日本一になって青森に帰ってきてほしい」

八戸工大一の選手たちの思いを胸に、甲子園でも躍動します。

そして、キャプテン中澤選手の祖母・節子さん。

中澤選手はU-18日本代表候補で2年連続の夏の甲子園出場と活躍する中、高校に入ってから、孫の試合を生で観戦するのは初めてです。

【中澤選手の祖母・節子さん】
「ちょ~うれしいです。見ているだけで幸せです。こんなの味わえる人なかなかいないでしょ。おばあちゃんでね。じいじはもう亡くなっていないんですけど、野球が大好きでいたのでじいじありがとうっておじいちゃんにお礼言っちゃいましたよ」

【中澤恒貴主将】
「まず来ると知らなくて、すごくうれしくて、おばあちゃんの前でこうやって1本ですけど打つことができてホッとしているので、次もおばあちゃんのためにですけど、しっかり打ちたいなと思っています」

光星は15日の第3試合で栃木代表の文星芸大付と対戦する予定でしたが、台風7号の接近に伴って、15日の全試合が中止となりました。このため試合は1日ずれ、16日に行われる予定です。
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