県内ニュース

NEWS

ニュースランキングはこちら

絶滅危機「シナイモツゴ」を救え! 繁殖力強い国内外来種「モツゴ」は食べて減らす 

2023.08.21(月) 18:45

写真の画面左側がモツゴ、右側がシナイモツゴですが、その違いはほとんど分かりませんよね。シナイモツゴは、全国的にも希少な淡水魚ですが、その生息地に繁殖力が強いモツゴが混入したことでシナイモツゴの数が激減、絶滅の危機に直面しています。

このシナイモツゴを救おうと、大胆な取り組みが行われました。

弘前大学の佐原雄二名誉教授を中心に行われたプロジェクト。シナイモツゴを守る会や、市内の高校、大学などからおよそ60人が参加しました。

青森市の野木和公園の奥にある又八沼で行われたのは、沼の水を抜いてしまうというなんとも大胆な調査方法。

この日は、参加者が魚をつかまえ種類ごとに選別します。

モツゴは、関東より西を中心に生息する魚で、本来青森県内にはいないはずの品種であることから、「国内外来種」と呼ばれます。

又八沼では3年前に初めて発見され、2022年、2021年の調査では、モツゴがおよそ95%、シナイモツゴはわずか5%でした。果たしてシナイモツゴは生き残っていたのでしょうか。

「これはシナイモツゴ」
「シナイモツゴ捕れました」

【シナイモツゴを守る会 葛西清光会長】
「シナイモツゴがそれなりに見つかっているみたいなので、まだ生息しているのが分かって、とりあえずほっとしています」

そして、モツゴは駆除せず、青森大学の生徒の手で南蛮漬けに大変身。どんな味なのでしょうか?

【参加者】
「作業している時すごい泥臭くて、これ食べてもおいしいのかなとずっと思っていたのですけれど、食べてみるとすごいクセがなくて、お店に出てもおかしくないかなというくらいおいしかったです」

今回保護されたシナイモツゴは28匹。沼に水が戻ったら放流するということです。
< 前の記事 県内ニューストップ 次の記事 >
週間ランキング
月間ランキング

・回線状況や時間帯、また閲覧する環境によっては正常に動画が再生されない場合がございます。ご了承くださいませ。

・本サイトで公開中の動画及び過去の動画につきましては、DVD等の別媒体への複製や動画ファイルによる個別提供のご依頼は有料無料問わず全てお断りしています。