県が開いた商談会には、台湾から5つの商社が招待され、県内企業13社が商談に臨みました。各企業の担当者は、自社の商品を持ち込み、売り込んでいました。
【味の加久の屋 四戸裕司さん】
「親日国であることと、人がとても優しい方が多いので、商売がやりやすいと感じています」
【農園葉菜言葉 山崎伸也代表】
「アジアは、どの国に行ってもスーパーカーがいっぱい走っている。そこに日本の食材を送るというのは、今止まっていたものが動き出すという瞬間だと思うので、やはり積極的にどんどんチャレンジしたい」
日本の水産物の輸出を巡っては、福島第一原発の処理水の海洋放出開始を受けて、中国や台湾で規制が強化されています。
今回、商談に参加した台湾のバイヤーはどう受け止めているのでしょうか。
【台湾の水産商社のバイヤー】
「私自身は心配とは思ってなく、影響もないと思っていて、若者もそれなりに理解を示しているんですが、年配の人は理解ができない人もいます。日本政府は、もうちょっと安心できるような説明をしてくれれば、安心につながります」