【アナウンサー】
ここからは中長期的な未来についてお話したいと思います。まずやはり今、様々な社会の問題の根本というのが、青森だと人口減少なのかなというふうに感じますけれども、まもなく公表される県の次期基本計画ではどのようなことをまとめていますか。
【宮下知事】
「青森新時代」という標語で今回選挙を乗り越えてきて、そこに対する期待っていうのが非常に大きいんだと思います。やっぱり若い人たちがあふれて、若い人たちが戻ってくる青森をこれから実現したいと思っています。
やっぱりキーワードは何個かあって、例えばですね、どういうふうに若い人たちが挑戦する環境を、どうやって青森で作るかっていうことと、あるいは若い人たちがっていうよりは、もう本当に全世界と交流する環境をどう青森で作るかっていうことと、あとやっぱりDXですよね。デジタル社会にどうやって青森県が対応していくかと、そういう3つぐらいのキーワードが出てくるのではないかなというふうに思っています。
そういったことを突き詰めていくと仕事作りに繋がってくるし、仕事があるとやっぱり戻ってこられるし、戻ってきたいと思うという環境がね、できるんじゃないかなと。
【アナウンサー】
私も青森市出身で、一度県外に出たんですけれども、やはりアナウンサーという仕事ができるから青森に戻ってきたわけです。それがなければ、もしかしたら戻ってこられなかったかもしれないですね。友人も県外に行ってますので。
【宮下知事】
若い人たちを定着させるには魅力のある仕事がいかにあるかと、こういうことだと思ってます。この20年で、青森市ですら20代の若者が半減したというデータもあるようですので、やっぱりぐっと、仕事があるから残ってくれ、仕事あるから戻ってきてくれという関係をやっぱり作っていきたいと思います。