三野さんは、福岡県出身の36歳で、土地や風景に眠る歴史・記憶をもとに、戯曲を書き、それをパフォーマンスや空間全体を作品とするインスタレーションで表現しています。
今回の個展は、三野さんが米軍基地のある三沢市をリサーチして書き下ろした戯曲「外が静かになるまで」のインスタレーション。
十和田市現代美術館のサテライト会場「space(スペース)」や、美術館の屋外スペース「アート広場」など合わせて4つの会場で展示しています。
【三野新さん】
「日本に住む方が、ご自身の経験だったり、現実と今回の展示の中で出てくるフィクション、物語の世界を、両方行ったり来たりできるような作品になっていると思うので、ぜひ、楽しんでご鑑賞いただければと思います」
個展は、12月17日まで開かれています。