雨雲が発達し、津軽を中心に降った激しい雨。昼間にも関わらずどんよりと暗くなった青森市内では、ライトを付けて水しぶきをあげながら運転する車が見られました。
19日は、五所川原市市浦で、午前11時36分までの1時間に47.5ミリの激しい雨が降りました。
また、大鰐では45.5ミリ、酸ケ湯で43.5ミリ、野辺地で37.5ミリの雨が1時間に降り、この3地点は9月の観測史上最大となりました。
【赤平春菜記者】
「砂子瀬ゲートでは、現在、安全確認のため通行止めとなっています」
この大雨を受けて、土砂崩落の恐れがあるとして、県は正午から県道岩崎西目屋弘前線の西目屋村砂子瀬からアクアグリーンビレッジANMONまでの7.4キロを通行止めとしました。
20日の朝8時ごろに安全を確認したうえで、解除の判断をするということです。
本降りの雨のピークは超えましたが、大気の不安定な状態は20日明け方まで続くため、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょう、急な強い雨にご注意ください。
また、この大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水にも注意が必要です。