19日は、五所川原農林高校の技術指導に協力しているみちのくクボタの社員が、生物生産科の3年生23人に、最新型コンバインの取り扱いを説明しました。
このコンバインは、稲の刈り取り時に食味と収量を自動で計測し、メッシュ状にデータ化することができます。5平方メートルから20平方メートルの細かい単位でデータを収集し、土壌の傾向を知ることで、肥料を効率的に与えることができるということです。
19日は、このコンバインを使って、生徒たちが春に田植えをしたコメを収穫する予定でしたが、雨で中止に。
それでも生徒たちには、実りある授業になったようです。
コメ農家の祖父の姿に憧れているというこちらの生徒は…。
【生徒】
(Q.おじいちゃんはこういうのは)「あ、持ってます、こういう機械」
(Q.おうちにあるんですか)「これよりちょっと大きいもの」
(Q.おじいちゃんもスマート農業を取り入れている)「取り入れてやっている最中です」
【生徒】
「私たちのような新規就農者を志すような人でも、長年の勘などがなくても収量アップにつなげていけると思うので、スマート農業技術を、今後とも活用していきたいと考えています」