19日は、青森県商工連合会や連合青森などの各団体と、宮下知事や国の関係機関が、価格転嫁の円滑化に関する共同宣言に署名しました。
共同宣言では、県内の中小企業などでは、生産コストの上昇分を十分に価格に転嫁できていないのが現状で、企業収益の向上と賃上げを実現するには、価格転嫁の機運を高めることが必要だとしています。
【宮下知事】
「景気の気っていうのは気持ちの気であり、気分の気であり、まさに気運の気だと思うんですね」
「そういった部分をしっかりと内外に、私たちが責任を持ってPRすることで、価格を適切に設定して、その上でしっかりと賃上げが出来る環境を皆さんと一緒に作っていきたいというふうに思います」
【青森県商工会連合会 一戸善正会長】
「我々も、逆に今度関係機関をうまく生かして、あらゆるところを回ってお願いに指導を伺いにいかなければならない、ということになっていくと、早急にね」
今回の共同宣言を機に、関係機関は連携して取引先との共存共栄を図る「パートナーシップ構築宣言」の普及拡大に努めます。
発注者側に対し、価格交渉を誠実に実施するよう働き掛ける方針です。