県は、7月1日現在の県内421地点の土地の価格を公表しました。
1平方メートル当たりの平均価格は、住宅地で、2022年より200円上昇し、1万6100円。
商業地は、2022年と変わらず、3万3400円となっています。
住宅地の平均価格が上昇に転じたのは、2007年以来16年ぶりです。
一方、前の年に対する変動率の平均は、住宅地でマイナス0.6%、商業地でマイナス0.8%となっています。
変動率がマイナスになるのは、住宅地で25年連続、商業地で32年連続です。
住宅地で県内で最も高かったのは、今回の調査で新たに基準地に加わった、青森市浜田2丁目のイトーヨーカドー青森店の東側で、8万1900円でした。
商業地で最も高かったのは、34年連続、青森市新町1丁目の「成田本店しんまち店」で、前の年から1000円上昇し19万5000円でした。
県は、新型コロナの影響はほぼなくなり、状況は回復傾向にあり、下落率は縮小していると分析しています。