八戸市保健所によりますと、市内の弁当店「吉田屋」の弁当を食べて、嘔吐や下痢といった症状が出ている人は、22日までに全国で301人にのぼっています。
八戸市保健所は50人態勢で調査を進めていて、調査対象の弁当は、八戸市の施設で15日と16日に製造・納品した59種類、合わせて2万2千個あまりの全てであることを明らかにしました。弁当は33都道府県の1080店舗へ送られています。
弁当の流通に当たっては、航空機やトラックを使って、冷蔵で運ばれたということです。
販売されたのは、催事などのフェアでおよそ7割、駅ビルの売店などでおよそ2割、駅構内の売店でおよそ1割です。
八戸市保健所は、引き続き原因の分析などを進めるとしています。