八戸市保健所によりますと、16日から17日にかけて販売された「吉田屋」の弁当を食べて嘔吐や下痢といった症状が出ている人は21日の時点で1都20県で270人にのぼっています。八戸市保健所は調査の結果、症状の出た人や未開封の弁当から「黄色ブドウ球菌」や「セレウス菌」が検出されたこと、共通した食事が弁当のみだったことなどから体調不良の原因はこれらの菌による食中毒だと断定しました。これに伴い、吉田屋に対し、営業の禁止を命じました。
【八戸市保健所 石井敦子副所長】
「具体的な内容を指示しておりますので、それを改善したうえでご報告をいただき、我々が実際に現場で確認したうえで禁止を解除するということになります」
吉田屋は「保健所から必要な情報の提供を受けるとともに、謝罪と被害の弁償に尽力してまいります」とコメントしています。