下北地域では、10月に入ってから、キノコの王様マツタケの収穫が本格化していて、むつ市の農業生産法人下北カンブリア農場では、出荷作業に追われています。
マツタケの香りが立ちこめた作業場では、従業員がマツタケに付いた土や砂をはけできれいに落とした後、キッチンペーパーで丁寧に包んで、出荷用の箱に詰めていました。
大小さまざまなマツタケですが、大きなものでは長さ20センチほどもあります。
2023年は、猛暑の影響で、マツタケの収穫はいつもの年より遅かったものの、収穫量は平年並みで良い出来だということです。
【下北カンブリア農場 常田嘉一郎社長】
「少し大きめです。色白で適度な硬さも弾力もあり、とてもおいしく出来上がったと思っています」
下北カンブリア農場でのマツタケの出荷作業は、25日ごろまで続く見込みで、主に首都圏や関西の料亭やレストランなどに出荷されます。