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県の学習状況調査 2024年度から廃止へ

2023.12.15(金) 18:45

青森県が公立学校の小中学生を対象に行っている学習状況調査についてです。各教科の内容の定着状況を把握するために実施しているものですが、2024年度から廃止されることがわかりました。

県教委によりますと、2003年度から、県内の公立学校の小学5年生と中学2年生を対象に行っていた学習状況調査は、2024年度以降実施しないとして、各小中学校に対して11月15日付けで通知したということです。

これを受けて、この調査に反対してきた県教職員組合などで構成される団体は15日、記者会見を開きました。

【子どもと教育の未来を考える青森県民の会 一戸義規事務局長】
「このことを私たちは大歓迎します、なぜなら、比較・公表による平均競争に翻弄され苦しんできた子どもたちが、『安心な生活と学び』『自由な表現』を取り戻し、教職員が『子ども目線の教育活動』を再開できると考えるからです」

記者会見では、県の学習状況調査で好成績を残すために一部の学校で宿題や補習が増え、児童や生徒、教員の負担になっているといった実態が示されました。

【子どもと教育の未来を考える青森県民の会 一戸義規事務局長】
「5年生6年生は、もっと楽しくて、いろいろなことができるはずなんですよ、学級でも、それが取られてしまっている、そういう点ではいい意味で大きいと思います」

文科省が実施する全国学力・学習状況調査とは別に、県が独自に行っている学習状況調査。青森市内の中学校の教員は。

【男性教員】
「県や市全体の正答率との比較ができるので、自分自身の生徒への指導に対する客観的データが得られる。メリットは大きい」

その一方で、採点や入力作業が不要な全国の調査と異なり、県の調査は各学校の教員による採点やデータ入力作業が求められます。

青森市内の小学校教員からは。

【男性教員】
「学校の全教員で手分けをして採点をしていて、それでも2日程度かかる。教員の負担軽減につながるので、中止は賛成」

県教委は、調査を廃止した理由について、2024年1月以降、正式に公表するとしています。
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