1月に女子レスリング日本代表のコーチに就任した八戸市出身の伊調馨さんが青森朝日放送の取材に応じ、今後の抱負を語りました。
女子レスリングでオリンピック4連覇を成し遂げた伊調馨さん。週末に地元・八戸市で開かれたレスリング教室で園児や小学生たちを指導しました。
【参加者】
「いろんなことを聞けて、具体的に聞けて、良かったです」
「これがオリンピック選手の技なんだなと思いました」
「伊調さんみたいにオリンピックで4連覇したいです」
伊調さんは1月、日本代表のコーチに就任。パリオリンピック金メダリストの藤波朱理選手たちを指導しています。子どもたちとの練習を終えた伊調さんにコーチ就任への思いを聞きました。
【伊調馨さん】
「選手のために何ができるか、ナショナルチームとしてナショナルコーチとしてどういったことができるのかを考えていかなきゃいけないと思って、すごく身が引き締まるというか本当に難しいなと思いながら過ごしています」
その一方で、一度マットに上がれば選手という気持ちでいるとも言います。
【伊調馨さん】
「子どもであろうが、トップ選手であろうが、オリンピックチャンピオンであろうが、握手したら目の前の相手を倒すというか、目の前の相手からポイントを取るという気持ちは変わらないので、それは選手であろうが、コーチであろうが、マットに上がっている以上はそういう気持ちで戦っています」
2026年に地元で開かれる国スポに向けては。
【伊調馨さん】
「根がまじめな選手が青森県は多いので、そこで新しい環境にいったりだとか、指導者が代わったりだとか、そういので花開いてほしいという気持ちがあります。そして青森に帰ってきて、ぜひとも青森県に貢献してほしいと思っています」
インタビューでは、伊調さんと同じ八戸市出身の類家直美選手が、次のロスオリンピックでチャンピオンになれるように、自分も力になりたいと話していました。今後の活躍に期待しています。