夢はここから ABA青森朝日放送

十和田市立中央病院・総合診療科の水野隆史医師（70）。農林水産省で官僚として働きながら、医学部受験をし、55歳で金沢大学医学部に合格。2015年、還暦・60歳にして医師免許を取得し、十和田市にやって来た。医師を志したきっかけは、ある１枚の新聞記事。宮城県に住む女性が62歳で医師免許を取得したことだった。
さまざまな「年齢の壁」が立ちはだかりながらも、2018年から「訪問診療」を始めた水野医師。2020年には訪問診療を専門とする「とわだ診療所」の所長を兼務することになった。
憧れの医師の背中を追いかけ、十和田市で奮闘する”異色のドクター“の第二の人生、70歳、古希までの10年を描く。