有識者会議は、学識経験者や医療関係者などで構成され、統合新病院の在り方や地域の病院との連携について議論を進めています。
23日の会議では、統合新病院の開院時期の目標を2030年3月ごろをめどとすることや、円滑な病院統合に向けて、県と青森市による地域医療連携推進法人を2024年度中に設立することなどが説明されました。
出席者からは、医療機関の連携体制について「救急医療体制の整備は命に関わることなので、可能な限り早く対応してほしい」といった意見が出たほか、「青森市にとってどうあるべきかという論点が非常に強い。県民の病院であることの議論が少し足りないのでは」といった声も出ていました。
統合新病院の整備を巡っては、今後、県議会や青森市議会などで議論を重ね、2024年度中に建設地などの基本構想や計画が策定される予定です。