文部科学省の留学促進キャンペーン、「トビタテ!留学JAPAN」が主催したトークイベントには、小中高生や大学生など、オンライン配信を含めて青森県内外から290人が参加しました。
はじめに、国の奨学金制度を利用して海外留学をした県内出身の4人が、きっかけや学んだことなどを語りました。
その後、登場したのは、タレントの王林さんと宮下知事。衝撃を受けた文化の違いや、海外に行ったからこそ気付いた青森の良さなどを紹介しました。
【王林さん】
「一番記憶に残っているのは、台湾にお仕事でライブしに行った時、りんご娘で。台湾って青森のリンゴがすごい高価じゃないですか」
「日常に当たり前にあるものという感覚だったのが、台湾に行った時にそうじゃないんだっていう、すごい宝を普段から身の回りに置いていたんだということに気づけたりとか」
アメリカ、ニューヨークに駐在経験のある宮下知事は―。
【宮下知事】
「グローバル人材というのは、一番大切なことは、さっきから王林さんが言っているように、青森県のことを一番知っている人になるということなの。本当にそれだけなんですよ」
参加者からこんな質問も。
【参加者】
「(英語を)上手に話せるかが不安です。王林さんは、初めて留学した時や違う国に行った時に、コミュニケーションにはどんな工夫をしていましたか」
【王林さん】
「ちゃんと間違ってもいいからしゃべってみる。伝えてみる」
2人は、熱のこもったメッセージで、参加者の背中を押していました。文科省主催の留学促進イベントは、県内では初めてということです。
文科省の「トビタテ!留学JAPAN」や県では、それぞれ高校生の留学を支援する取り組みを行っています。詳しくは、それぞれのホームページをご確認ください。