2023年より16日も早く、3月25日から練習を始めたのは、観光舟のこぎ手たち。2024年は、船頭4人が運航する予定ですが、研修生2人も練習に参加し、腕を磨いています。
こちらは、研修中の大学生、佐藤サクラさんです。研修2年目の佐藤さんはこの練習での技術習得次第ではデビューできる可能性も。先輩から指導を受けながら、長さ5メートルある竹竿をさばき、順調に舟を走らせ、橋の下もうまく、くぐり抜けます。
しかし、このあとアクシデントが…。
舟が木の杭に引っ掛かり、動けなくなってしまいますが、先輩船頭たちの協力を得て、何とか脱出することができました。
【船頭研修生 佐藤サクラさん】
「やっぱり思っていたよりすごく難しくて、スムーズにお客さんを乗せてこいでいる船頭さんたちみたいになるには、すごく練習をしなきゃいけないんだなと今感じています」
【中濠観光舟 船頭 伏見要さん】
「上から見る桜と、舟から見上げる桜の違いを味わってもらいたいわけですよ」
(Q.12日の開幕日に間に合いますか)「私自身としては間に合わせなきゃ駄目なんです。練習生もそれに間に合わせるようにしてやっています。大丈夫です」
中堀の観光舟は、まつりが開幕する4月12日から運航を始めます。