案内してくれるのは、弘前市公園緑地課の桜守、橋場真紀子さん。
まずは、弘前公園最長寿のソメイヨシノです。東内門のすぐそばにあり、1882年に植えられ、2024年で143年目を迎えても、なお豊かな花を咲かせています。
【弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子さん】
「やはり、幹の風格ですね。園内の最長寿のソメイヨシノということで、一番太いところはゴツゴツとしていますが、その中から若々しい枝を出して、より多くの桜を咲かせています」
長く生きている分、多くの人の思い出に残る桜。さらに、一つの花芽から7つの花が咲く「弘前七輪咲き桜」が見られる、とても珍しい木の一つです。
【弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子さん】
「こちらで、『七輪咲き桜』を望遠レンズ等で私たちも確認しておりますので、皆さんもぜひ確認してみてはいかがでしょうか」
2つ目は「桜のハート」です。2本の桜の枝が重なりあい、空にハート型を描くように見える場所です。
桜の調査している時、橋場さんがたまたま発見しました。
【弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子さん】
(Q.見つけた時どう思いましたか)「あ、可愛いと思った」
「やっぱりハートというのは、桜のイメージにぴったりだと思っていて、桜が皆さんを笑顔にするとか、そういうところがハートという響きとか形とか、とても合っているなと思って(おすすめしている)」
満開の時は、花びらがフワフワとした印象を作り、可愛らしくなります。花が散っても楽しめるポイントになっているそうです。