津軽藩ねぷた村の庭園は、1960年代から1組のカルガモの繁殖地となっていて、毎年5月から6月にかけて、ひなが誕生します。
2024年は、5月24日に11羽のひながかえっているのが確認されました。
池の中では、親ガモに寄り添いながら泳いだり、岩に付いた藻を食べたりする愛らしい姿が見られました。
ここで育つカルガモは、人懐っこく、自然では余り見られない行動をとることもあるそうです。
【津軽藩ねぷた村 坂本羊子さん】
「親ガモも人に慣れている分、子ガモもすぐになついて、お客さんの手からもご飯(=餌)をもらうようになりますので、そういうところも楽しんでもらいたいです」
カルガモのひなは、1カ月ほどで親鳥の大きさまで成長し、2カ月後には、巣立っていくということです。