県内ニュース

NEWS

ニュースランキングはこちら

伝統工芸品「十和田きみがらスリッパ」 材料となるトウモロコシの種植え作業を地元の高校生が体験

2024.05.28(火) 16:15

青森県十和田市の伝統工芸品「きみがらスリッパ」を受け継いでいく取り組みです。三本木農業恵拓高校の生徒たちが、スリッパの材料となるトウモロコシの種植え作業を体験しました。

「きみがらスリッパ」は、飼料用のトウモロコシ「デントコーン」の皮を編んで作られます。

28日は、植物科学科の1年生と3年生合わせて38人が「十和田きみがらスリッパ生産組合」の古舘よしえ組合長たちから指導を受けました。

種まき作業では、生徒たちが鎌を使っておよそ40センチ間隔で土を掘り、出来たくぼみに赤く着色されたデントコーンの種を1粒ずつ入れ、土を掛けて踏み固めていきました。

【三農恵拓高校1年生】
「初めての体験で最初は難しかったけれど、慣れてきたら簡単でした」
「いろいろな地域の人が伝統を受け継いで頑張っていて、すごいと思いました」

【十和田きみがらスリッパ生産組合 古舘よしえ組合長】
「とても爽やかで履くと履き心地がすごく良いのですよね、暖かいし、夏は夏で涼しいし、冬は暖かいし、本当良い」
「一番大事なのは、この『きみがらスリッパ』をずっと残していきたい、というのが私の希望」

生徒たちは今後も栽培に携わり、7月には雑草取り、10月末には収穫を体験する予定です。
< 前の記事 県内ニューストップ 次の記事 >
週間ランキング
月間ランキング

・回線状況や時間帯、また閲覧する環境によっては正常に動画が再生されない場合がございます。ご了承くださいませ。

・本サイトで公開中の動画及び過去の動画につきましては、DVD等の別媒体への複製や動画ファイルによる個別提供のご依頼は有料無料問わず全てお断りしています。