国内と海外から集まった22歳以下の女子バドミントン選手による団体戦「ダイヤモンドカップ2025」は24日、大会最終日を迎え、柳井商工高(山口)が初優勝を飾りました。
21日から開かれているこの大会。舞台となった青森県に中学から大学まで32チームが集まり、24日の最終日は決勝リーグの残り試合を行いました。
優勝チームを決める最上位グループでは、インターハイ女王の柳井商工高が日本体育大学を破り、3戦全勝で優勝しました。2位もふたば未来高(福島)となり、高校チームが躍進。3位は日本体育大学、4位は法政大学でした。
2023年に初めて開催されたダイヤモンドカップは、中学、高校、大学の区別なく対戦する国内で唯一の団体戦で、今回はマレーシアなど海外からも2チームが参加。スポーツを通じた国際交流の場にもなりました。
2回目の参加で初優勝を飾った柳井商工高は前回は大学勢に敗れて4位でしたが、今回は対戦した3大学の全てに勝利しての全勝優勝。「この時期に大学生と団体戦で真剣勝負ができて、大変ありがたい機会です」と感謝し、インターハイ後の新チームの強化に役立っていると話していました。
3回目となった2025年大会は、会場が黒石市から青森市のマエダアリーナに変更になりました。選手や関係者の移動時間が短縮されたことなどで、試合中の空き時間を使って練習試合も行われるなど、企画、運営した大会委員長の青森山田高・藤田真人監督は「会場を変更したことでコート数が増え、大会運営がとてもスムーズになった」と成果を話しました。
大会に出場した「未来の原石」たちは、今回の大会で得たそれぞれの課題を自チームに持ち帰り、来春以降の各種大会で輝きを増すために、ひと冬掛けて鍛錬に励みます。
24日の試合をはじめ、大会の様子は青森朝日放送の公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信されています。
