2025.07.29(火)

野球は9回2アウトから

written by 藤原祐輝

高校野球夏の青森大会決勝は聖愛が逆転勝利で優勝を果たし

4年ぶり3回目の甲子園切符をつかみ取りました。

今年のABAの高校野球キャッチフレーズは

「君だけのドラマ」でしたが

まさしく、ドラマのような試合でした。

劇的なクライマックスでしたが、

さかのぼればドラマは去年の決勝から始まっていました。

去年の決勝戦

聖愛は2点をリードするも、青森山田の佐藤洸史郎選手に逆転満塁ホームランを打たれ

9回には4番の原田選手の打球がレフトフェンスに挟まりエンタイトルツーベースに。

同点のランナーのホーム生還が認められず、

そのまま4対3で青森山田が優勝しました。

その悔しさから1年、今度は聖愛が土壇場で逆転を果たし

甲子園切符をつかみ取ったのです。

聖愛の原田一範監督が

「この1年間で天国と地獄の両方を見た。高校野球はわからないことがわかった。」と話していたのが印象的でした。

準々決勝で八戸工大一を破り

準決勝で青森山田を破り

そして決勝で光星を破った聖愛。

青森の強豪校を倒しての優勝は

まさしく「正真正銘のチャンピオン」と言えると思います。

夏のドラマはここから第2章「甲子園編」がスタートします。

どんな結末が待っているのか…

なんだか

開幕ゲームや選手宣誓を引き当てるんじゃないかな~と

そわそわしながら第2章は青森から応援しつつ、楽しみたいと思っております。

PS.聖愛といえばスタンドの「クマのぬいぐるみ」
  甲子園に出場した丸岡選手のお兄さんのユニフォームを着たゲン担ぎアイテムですが、
  アルプススタンドでも見られるのか…
  甲子園に行くとしたらどうやって運ぶのか?注目です!

アナウンサールーム