2019.10.05(土)

【Jチャン中継】流れと役割について

written by 藤原祐輝

きのうスーパーJチャンネルABAで浅虫水族館から中継しました!

紹介するのは今月から始まった

ハロウィンナイトです。

ハロウィン3

10月は館内がハロウィン仕様に。

ハロウィン4

そして、毎週土曜日、午後5時から7時までは仮装して水族館に来た方には
素敵なプレゼントが!!

今回の中継は

リポーター・澤田アナウンサー

ハロウィン10

ディレクター・中井アナウンサー

ハロウィン9

フロアディレクター・わたし

ハロウィン6

持っているのはリポーターやゲストさんが放送中に見るカンペです。
放送中、カメラの横に出しています。

基本はアナウンサーが台本を暗記しますが、VTRスタートのきっかけになるコメント(Qコメ)をちらっと見て確認したり、
ゲストさんが話す内容を忘れてしまったときに見たりするのでそのために出しています。

ニュースの中継では、この3役をアナウンサーで担当することが最近は多いです!

私がリポーターのときに坂本アナや木邨アナにディレクターやフロアディレクターをしていただいたこともありました!!

ただこの3人で中継するのは今回が初ですね~!!新鮮!!!

このほかにも中継にはカメラマン・音声・アシスタントがいます。

中継の規模にもよりますが、ニュースの中継ではこの6役が多いですかね!

ただそれぞれどういった役割でどんな流れで中継が行われているか、わからないですよね。

ということで、ニュースの中継が本番までどのような準備で行われているのかを説明しましょう!!

本番は「スーパーJチャンネルABA」なので午後6時代。

ざっくり説明すると
リポーター・・・画面に出てリポートをする(言わずもがなですね笑)

ディレクター(D)・・・事前に先方と打ち合わせをして台本を書き、演出を考えるなど中継をまとめます。

フロアディレクター(FD)・・・カンペを出したり、中継で使う物を準備したりなど中継をサポートします。

私たちは午後2時半ごろに浅虫水族館に到着しました。

担当の方々に挨拶をしてディレクターが今日の流れを説明します。

その後は午後3時ぐらいから
中継の途中で流れるインサートVTRの撮影

ハロウィン1

こちらは「オオカミウオ」の水槽です。

ハロウィン2

水槽内にカボチャがあるなどハロウィン仕様になってますね~!

ここで撮影した映像を本社に送って、技術さんに編集してもらいます。

そのVTRが澤田アナのコメント(Qコメ)に合わせて放送では流れるということです。

午後4時30分本社との音声の掛け合いチェックを行います。

ハロウィン11

ここでは中継現場からの声がしっかりスタジオに届くか、映像に遅れはないかなどを確認します。

※中継現場でアナウンサーが「ぱ!ぴ!ぷ!ぺ!ぽ!」と大きい声で言っていたり、
手をパチンパチンと叩いていたら音声の確認をしていると思ってください!笑

またスタジオと中継現場でスムーズに会話ができるか、マイクの音量なども確認します。

午後5時ぐらいからは順次、リハーサルを行います。

実際にゲストさんも立ち会って本番と同じようにやり取りをします。

ちなみにカンペを出す時に気をつけることは
①見る人の視線の延長線上に出す
②カメラの動きの邪魔にならないようにするです。

特に動きのある中継では出演者とカメラマンが一緒に動くのでFDのポジショニングが難しいこともあります。
リハーサルなどでカメラマンと動きを確認して、邪魔にならないポジションを探します。
FDだけじゃなくて音声とアシスタントもカメラと一緒に動くのでカメラの後ろがばたばたすることも!笑

さて本番まで1時間を切りました

大体スタッフはみんな午後5時ぐらいになると
「あと1時間?!もうすぐ本番じゃん!」や
「いや~やっぱ現場来るとあっという間だわ!」みたいなこと言います。

本番が近くなるとディレクターの動きも活発に!!

澤田アナに熱い指導をしたり・・・

ハロウィン5

浅虫水族館のマスコットキャラクターここるちゃんに振り返るタイミングを伝えたり・・・

ハロウィン12

万全の状態で本番が迎えられるよう各自、最後の準備を行います。

そして午後6時本番です!

ハロウィン7

スタッフ全員で力を合わせて無事、トラブルもなく中継を終えました!!

ほんの数時間ですが、チーム一丸となって生放送に向けて頑張るのが中継の面白さであり、やりがいです!

皆さんもこれからJチャンネルやハッピィで中継を見る際は

カメラの裏側も想像しながら見てみてください!!

画面には映らなくてもそこには必ず中継チームがありますから!

ハロウィン8

アナウンサールーム