2018.10.05(金)

パラパラ漫画を描きました!

written by 藤原祐輝

ABA番組祭があすに迫りました。
今週に入ってから社内も本格的に祭モード。
着々と準備を進めています。

さて、今回番組祭の出展ブースに「ハッピィ&ラッキー 素敵すぎる芸術展」というブースが登場します!
ハッピィで紹介した「秘湯ハンター」の絵画や「ハッピィインスタグラム」の写真などが展示されています。

番組祭用の作品も制作しました!
私が手がけたのは「パラパラ漫画」です。
制作が始まったのは祭当日の4日前。

まず考えなければならないのが「どんなメモ帳を使うか」です。
メモ帳と言ってもいろんな種類があるんですね。罫線が入っているものや無地のもの。
サイズや形も様々。最近はリングで留められているところの近くからミシン目があって切り取りやすいものなども・・・

そこで「パラパラ漫画」を描くのに最適なメモ帳を探しに文具店に行ったわけです。
ポイントは3つ。

1.無地で下の字が若干透ける。
  →罫線は絵の邪魔になるし、漫画を描く際に前の絵から少しずらすので透け感が必要。
2.手に取りやすいサイズで枚数が多い。
  →パラパラめくるときに持ちやすい。何枚も絵を描くので枚数が必要。
3.適度に紙に弾力がありパラパラしやすく心地良い。※これが一番重要!
  →やってみると奇麗にパラパラできるものとそうでないものがあるんです!

このポイントに当てはまるメモ帳探しが始まりました。お店に行くと本当にたくさんの種類のメモ帳があります。
ひとつずつ手に取り大きさや紙質を確認。そして手当たり次第にパラパラ。
周りのお客さんからしたら「あの人何してるんだろ」状態ですね。
 

小一時間悩んだ末、ひとつのメモ帳に決定。

メモ帳

会社に戻り制作に取りかかります。パラパラ感、透け感ともにいい感じ!

次に悩んだのが構成。
どんな内容にするか・・・
あまりに基本となる絵が難しいと何枚も描くのが大変。かといって棒人間でも味気が無い。
悩んだ末、作品のテーマは「ドキタンが野球をする」という内容にしました。

ドキタン野球

描いた絵を少しずらしながら絵を描いていきます。
バットを持ったドキタンをまず描いてみたのはいいもののそのあとどうするか・・・

とりあえず打たせてみよう。
ドキタンバット振る

ピッチャーを登場させてみよう。
ドキタン野球2

こんな感じで手探りのまま展開を考え描き進めていきました。
制作時間約5時間、枚数としてはメモ帳2冊分の約150枚。
表紙をつけて完成です!

表紙

タイトルは「ドキタンの朝野球」です。
こだわった点はドキタンがボールを打つシーンで一連の流れを止めずに見る角度を後ろから横に変化させたところです。

ここで作品の冒頭部分を少しだけ公開!

果たしてこの後ドキタンVSドキタンの対戦はどうなるのか?!

作品はABA番組祭の会場にある「ハッピィ&ラッキー 素敵すぎる芸術展」に展示します。
誰でも自由にパラパラできるのでぜひ会場に来てパラパラしてみてください!

アナウンサールーム