きのうは青森港に浮かぶ青函連絡船メモリアルシップ・八甲田丸の就航から55年の記念日ということで、
バースデーパーティが開かれ、そのようすを取材しました。
パーティでは、渡辺源四郎商店の皆さんが、演劇「海峡の7姉妹~バースデー・バージョン~」を熱演され、
八甲田丸や姉妹船たちの歴史を伝えてくれました。
また、八甲田丸の元機関長で、以前Jチャンの特集「われら青森賢民」でも紹介した
葛西鎌司さんにも再会でき、一緒に写真を撮らせていただきました。
葛西さんの乾杯の挨拶は、八甲田丸への愛が溢れていました。
八甲田丸は維持することが大変だということですが、
どうか世界文化遺産として残したいと強い思いを抱いている人がたくさんいます。
葛西さんもそのうちのお一人です。
この度、演劇を通して八甲田丸を知らない世代に歴史を語り継ぐ団体
「進め!青函連絡船」が発足し、その設立イベントとして今回のパーティは開かれました。
戦争を乗り越え、多くの人の思いを運んだ青函連絡船・八甲田丸。
その歴史を知れば知るほど、青森市の象徴として残さなければならないと思います。
子供の頃に訪れたというみなさんも、ぜひまた八甲田丸へ訪れてみてください。
昔とは違った思いが湧き上がるかもしれません。
歴史を語り継ぐという点では、こちらの演劇もオススメです。
青森市内の中高生たちが、版画家・棟方志功の物語を演じるそうです。
8月15日18時開演 リンクモア平安閣市民ホールで行われます。