現在、青森県近代文学館で開催中の企画展「特別展 詩人 一戸謙三」。
先日、この企画展の文学講座に出演しました。
一戸謙三は津軽弁を使った方言詩が有名ですが、
方言詩ではない詩もたくさん残していました。
その方言詩以外の詩を紹介するため、元ABAアナウンサーの先輩・大川原儀明さんと共に、詩の朗読を行いました。
講演では、詩人で岐阜女子大学の中嶋康博さんが、
一戸謙三の詩から読み取れる彼の心境の変化などを解説してくださいました。
詩を朗読するという機会は今まで一度もなく、勉強になることばかりでした。
小説と違って詩は抽象的な表現が多いため、
詩の意味を全て理解するというのはとても難しいものがありました。
感じたままに声に出してみましたが・・・いや~なんとも奥深いです。
自分の想像力の乏しさに、意気消沈でした。
でも、大川原さんの素敵な声に酔いしれながら、詩の世界に浸り、
素敵な時間を過ごすことができました。
このような機会をくださった県近代文学館の伊藤室長に感謝です。
一戸謙三の詩について気になる方はぜひ、展示室へ~!