またやられた~!って思いました。
先日、試写会で観せていただいたこの映画。
ディズニー・ピクサー最新作「リメンバー・ミー」!
一言で言うと、もう、最高!
私、昔からディズニーやピクサー映画が大好きで、ほとんどの作品を何回も何回も見てきて、だからなんとなくディズニーやピクサー映画のマインドというか展開とかも分ってしまうような気にもなるのですが…
毎度のことながら、私の想像を気持ちよく越えてくる、素敵なストーリーと結末!!
またやられた~!またあっけなく期待を越えられた~!!ってなりました(笑)
ストーリーだけじゃなくて、映像のクオリティも、確実に前の作品から進化してくる驚きと感動があるんですよね。
そんな「リメンバー・ミー」のあらすじを簡単にご紹介しますと…
主人公のミゲルは、大勢の明るくて優しい家族に囲まれて平穏に暮す男の子。音楽が何よりも大好きで、ギターは彼の宝物です。
そんなミゲルの夢は、彼が住む街から誕生した伝説、エルネスト・デラクルスのようなミュージシャンになること。
しかし、大昔のとある出来事がきっかけで、実はミゲルの家族は先祖代々、音楽が大嫌い。家では、指でリズムを刻むことすら許されないのです。
家族のことは大好きだけど、自分の本当の夢を諦められないもどかしさを抱えていた、そんなある年の「死者の日」のこと。
先祖の魂を迎える「死者の日」の街は、それはそれは美しく賑やかなお祭りムード。(このシーンがすごくステキなんです!!)
マリーゴールドの花を飾り、キャンドルに火を灯し、家族で仲良く楽しく過ごすはずが、ミゲルは「夢」をめぐって家族とぶつかり、家を飛び出します!
無我夢中で自分の居場所を探すミゲルでしたが、ひょんなことから「死者の国」に迷い込んでしまいます。
自分のいるべき世界に戻るため、そして、自らの本当の夢を追いかけるため、ミゲルは死者の国で大冒険を繰り広げるのです!
その冒険の舞台である「死者の国」というのが、まぁなんとすばらしいこと。
映画の世界でしか表現できない、ゴージャスで、夢と理想の結晶のような街並み
ある意味「死の恐怖」から解き放たれ、活気とユーモアに溢れたガイコツたち
ただ、ただ、美しい。もう、この映像を無心で眺めているだけでも十分なくらいで、うっとりと陶酔してしまう。
ガイコツたちの表情も本当に賑やかで、私だったらたぶん20回観ても新しい発見がありそうなくらい豊かなんです!!
しかも、画角?というのでしょうか、映し出される映像の視点が、これまでにないくらい臨場感溢れるカメラアクションになっているような気がしました。私は映画や映像のツウでもなんでもないんですけど、そんな素人の私でも、「うわうわうわすごいすごい!なんだこれ!」ってゾクゾクしちゃうような描き方でした。
そして、ディズニー、ピクサー映画の魅力と言えば、『歌』。
主人公のミゲルが、はじめて人前で歌を披露するシーンは、圧巻です!!
日本語吹き替え版で見たのですが、どの歌もどの声も魅力的で、なぜか涙がじわ~って溢れてくるような心を震わせる響きがありました。
わたしのオススメは、まずは、吹き替えキャストを知らないままで映画を見ること!そして映画を見終わったらチェックしてみると、「え!この人の声だったの?!」という驚きがあると思いますよ!
「リメンバー・ミー」は、3月16日(金)にロードショーです!!
大切なことを思い出させてくれる、心温まり潤う作品だと思います!
子どもはもちろん、大人こそこのストーリーの意味深さが分かるのかもしれません!
春休みはぜひ、家族と友達と恋人ともちろん一人でも映画館へ!おすすめします!
私も、もう一回観にいきます!
中村かさね