北海道胆振東部地震発生から、一週間が経ちました。
被災された地域の皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。
電気をはじめとするライフラインなどの復旧は、進んではいるようですが、未だ心細い思いをされている方は大勢いらっしゃることと思います。
私は、7年半前の東日本大震災発生時、出身地の宮城にいたのですが、震災発生から一週間が経つと、社会と自分の混乱が少しずつ落ち着き、周りの様子が見えてきて、それまで感じる暇のなかった感情や生活の不便さを、ひしひしと自覚し始める、そういう時期だったのを覚えています。
その頃、ちょうど電気と携帯電話の電波が復旧して、友人から気遣いのメールが届いていたのを知ったときは、とても心強かったことも覚えています。
これからは、物資はもちろん、心のケアなどの支援がさらに必要になってくると思います。
青森県からも、地震後から現在に至るまで、各方面で応援部隊が被災地域で活動しています。
きょうは、県職員の方々が、避難所での支援活動のため、北海道に向かわれたということです。ABAからも、クルーが被災地で取材と報道の支援を続けています。
被災地を思う多くの方の気持ちが支援となって結ばれることを切に願い、私も日々の報道という業務に向き合っていきます。
応援に向かった方々、どうか、体調と安全にはくれぐもお気をつけて活動なさってください。
そして、今後も、余震が発生する可能性はあります。
揺れの大きかった地域をはじめ、青森県にお住まいの皆様も、改めて身の回りの安全をお確かめいただければと思います。
中村かさね