2022.07.14(木)

佐々木琢磨選手、凱旋。

written by 坂本佳子

ブラジルで開かれた

聴覚障害者の世界大会デフリンピック

陸上男子100mで優勝した

五戸町出身の佐々木琢磨選手が凱旋。

きのう県民栄誉賞が贈られました!

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手話ができる服部アナが取材を続けていて

その様子を通して

きっと楽しい方に違いない思っていましたが

予想を超えてきました。笑

 

報道陣が囲み取材をする際は

社名と名前を言ってから質問をするのが定石。

すると県内の某新聞社の記者の方が

「北海道新聞の〇〇です」と始めたのです。

一同、驚き。

その記者の方は

最近まで北海道新聞に務めていらして

県内の新聞社に転職されたばかりとのこと。

うっかりかわいいミスでした。笑

その後の質問は

「青森に帰ってきて、やりたいことや

食べたいものなどありますか?」というもの。

すると佐々木選手…

「僕は北海道のウニが大好きなので

ウニが食べたいです。」と、うまい返し。

会場が笑いで包まれました。

 

今回は、手話通訳の方が同席されていましたが

インタビュアーとして

自分の声、言葉で相手に質問を届けられないのは

本当に、本当に、もどかしかったですねぇ。

私ができる手話は…

・自分の名前

・「ありがとう」

・「おめでとう」

・「一緒に」

あと取材直前に覚えた

・「金」「メダル」

そしてインタビュー中に思い出した

・「楽しい」「うれしい」   …こんなもん。

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う~ん、まだまだ、赤ちゃんレベルです。

服部アナ、すごいなぁ~。

次の機会がいつ訪れるかわからないので

もう少し勉強しておきたいです!

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帰り際、なんと金メダルをかけてもらいました!

ずっしりと重くて驚きました。

このメダルを取るために

すさまじい努力とトレーニングをしているはず。

そういう重みも感じることができました。

 

次のデフリンピックは2025年開催。

東京招致を目指しているそうです。

佐々木選手の目標は、そこでの3冠。

100m、200m、4×100mリレーです。

ぜひ目標を達成して

また皆を笑顔にする楽しい取材を期待しています!

アナウンサールーム