世界一に3回 185㎝、135kgの「小学生最強力士」岡山裕弥さん 「勝って当たり前」の逆境跳ねのけ、将来は横綱を目指す

世界一に3回 185㎝、135kgの「小学生最強力士」岡山裕弥さん 「勝って当たり前」の逆境跳ねのけ、将来は横綱を目指す
世界一に3回 185㎝、135kgの「小学生最強力士」岡山裕弥さん 「勝って当たり前」の逆境跳ねのけ、将来は横綱を目指す

世界一に3回 185㎝、135kgの「小学生最強力士」岡山裕弥さん 「勝って当たり前」の逆境跳ねのけ、将来は横綱を目指す

世界一に3回 185㎝、135kgの「小学生最強力士」岡山裕弥さん 「勝って当たり前」の逆境跳ねのけ、将来は横綱を目指す

世界一に3回 185㎝、135kgの「小学生最強力士」岡山裕弥さん 「勝って当たり前」の逆境跳ねのけ、将来は横綱を目指す

3月は卒業のシーズン。6年間で日本一に6回、世界一には3回輝き、「小学生最強力士」とも呼ばれた青森市の岡山裕弥さんも19日に青森市の篠田小学校を巣立ちました。

卒業式では在校生と保護者に見守られながら、卒業生が一人ずつ卒業証書を受け取ります。その中でひときわ目立っていたのが…

「岡山裕弥!」 「はい」

岡山裕弥さん。その身長、今では185センチ。小学校入学時には、すでにランドセルが小さく見えたほどで、身体の成長と比例するように、相撲でも6年間で著しい成長を遂げました。

2023年12月に行われた小学生相撲の最高峰、全日本小学生相撲優勝大会では、規格外の強さを見せつけて3連覇を達成。
春からは青森市内の中学校へ。制服はもちろん特注です。

【岡山裕弥さん】
「中学校に行ったら彼女を作って、勉強もできるようになりたいです。彼女ほしいです」

そんな相撲界の逸材の素顔に迫ろうと、卒業式直前、岡山さんが通う五所川原相撲教室へ行ってみると、大学生を相手に何度も何度もぶつかり稽古を重ねていました。表情は真剣そのもの。小中学生6人が通う相撲教室の中で圧倒的な存在感です。

身長185センチ、体重は135キロ。相撲をやっていた祖父の影響で小学1年から本格的に相撲を始めた岡山さん。その恵まれた体格を生かし、相撲の技術もめきめきと上達。6年間で日本一6回、世界一には3回輝きました。

【五所川原相撲教室 高橋道尊代表】
「俊敏なんですよね。動きは良いし、相手を良く見ているし、上手さもあります」
「青森の宝なので大事に育てていきたいなとは思います」

これまで数千人を指導し、青森・鰺ケ沢町出身の誉富士(現・楯山親方)も教えたという三浦武正コーチも、その才能にほれ込み、熱が入ります。

「これじゃダメだって。もう1回、もう1回下ろして。このくらいいけよ」

【三浦武正コーチ】
「『横綱にでもなって』とは思いますけど、やっぱり楽をしようと思ったら強くなれないです」

この春から青森市内の中学校に進学しますが、同じ五所川原相撲教室で相撲を続ける岡山さん。その素顔は?

【岡山裕弥さん】
「(Q.家に帰ってからの過ごし方は?)自分のルーティンですか?とりあえずスクール☆ウォーズを見て・・」

趣味は1980年代から放送された学園ドラマの鑑賞。高校ラグビーで無名の弱小チームが全国優勝を果たすストーリーに感動し、見た回数は数知れず・・

大会前にはこのドラマの主題歌を聞いて、自分を奮い立たせています。

【岡山裕弥さん】
「(自分が)負けたら会場から拍手がくるし、それで緊張して、負けたらダメっていうプレッシャーがあるので、自分なりに緊張のほぐし方とか考えて、スクールウォーズの歌を聞いて気分を高めていっていますね」

これまで小学生離れした体格に「勝って当たり前」と冷ややかな視線が向けられることもあったといいます。そんな逆境をはねのけ、勝ち上がってきた岡山さん。中学ではさらに腕力を強化していきたいと意気込んでいます。

【岡山裕弥さん】
「中学校になるとみんな力が違うので、小技とかしてくるし、技を使ってくる人が多いので、負けても良いからとりあえず前に出ることをしたいですね」

青森の宝が見据える先は・・

【岡山裕弥さん】
「将来の夢はとにかく大相撲にいって、活躍できる選手になりたいですね。横綱になりたいので、貴乃花みたいな横綱になりたいです」

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