本田圭佑さんが魅力を語る 自ら考案した10歳以下のサッカー新競技「4v4」とは?

本田圭佑さんが魅力を語る 自ら考案した10歳以下のサッカー新競技「4v4」とは?
本田圭佑さんが魅力を語る 自ら考案した10歳以下のサッカー新競技「4v4」とは?

本田圭佑さんが魅力を語る 自ら考案した10歳以下のサッカー新競技「4v4」とは?

本田圭佑さんが魅力を語る 自ら考案した10歳以下のサッカー新競技「4v4」とは?

本田圭佑さんが魅力を語る 自ら考案した10歳以下のサッカー新競技「4v4」とは?

「4v4(フォー・ブイ・フォー)」というサッカーの新競技についてです。

4人対4人で行うサッカーで、小学4年生以下を対象に、全国大会をかけた予選ラウンドが各地で行われています。この競技を考案したのが、本田圭佑さんです。「4v4」のルールやその狙いを聞きました。

海外からオンラインで取材に応じてくれた本田圭佑さん。

【本田圭佑さん】
「10歳以下の全国大会がないと」
「最近の子どもたち、U-10の年代の熱量と、全国大会がないということのミスマッチはでかいなと思ったのがきっかけで」

「4v4 U10」は4年生以下を対象にした4人対4人で行われるサッカーの新競技の大会。12月の全国大会に向け、8月から全国各地で予選ラウンドが行われていて、青森県内でも22日に予選ラウンドが行われます。

そのルールがちょっと変わっているんです。

まずは「ショットクロック」について。20秒以内にシュートまで持ち込まなくてはいけません。

【本田圭佑さん】
「20秒に関してはバスケットのスピーディーな展開を参考にしていまして」
「とにかく楽しく、ガンガン攻撃的に、サッカーが好きになるようなルールにすべきだろうと」

さらに「4v4」は1回のゴールが1点ではないんです。

【本田圭佑さん】
「2点、3点、要するにゴールが1点のものがないです」

「4v4」ではペナルティーエリアの外側からのシュートが2点、内側からのシュートが3点となっています。これにより1回のゴールでの逆転が可能になります。

【本田圭佑さん】
「この4v4では、すごく点差が開いちゃうこともあるんですけど、逆に接戦している試合では、最後の最後まですごくヒヤヒヤする時が多いです」
「ちょっと異常な盛り上がりになるので」

【中井アナ】
「競技面のサッカーの魅力が伝わりやすいかつ、見ている側のエンタメ性も高い種目になっているわけですね」

【本田圭佑さん】
「はい、楽しめると思いますね」

さらに今までのスポーツの概念を覆すこんなルールも。なんと監督なしで大会に挑むんです。

【本田圭佑さん】
「勝ち負け以上に自分たちで考えて、勝利を目指すプロセスの方が大事であろうと」

「監督なし」のルールは本田さん自身の予想を超える反響があったようです。

【本田圭佑さん】
「今まで大人が、コーチが仕切っていたのを、取りやめるということは、誰かが前に出なきゃいけないとなった瞬間に、一気に誰かが、お前が、リーダーになったんやみたいな」
「親もですね、想像できないくらい、自分の子どもがこの4v4では声を出していたりとか」
「たった2カ月半ですけど、いろんなシーンで、いろんな県で、いろんなチームで見られていて」

自主性を促すルールがサッカーを超え、選手たちの人生にもつながると本田さんは考えています。

【本田圭佑さん】
「プロになれなくて社会人になった時にも、ここで切磋琢磨した経験は、社会に出てものすごく生きると思いますね」

また、負けても何度も各地の予選ラウンドに出場できます。順位に応じたポイントが付与され、ポイント上位チームも全国大会に出場できる仕組みになっています。負けても何度もチャレンジできる大会です。「リアルとDX」の融合を掲げていて、ポイントは大会ページに反映され、全国のライバルと切磋琢磨できます。

青森県内でも22日に平川市で予選ラウンドが開催されます。参加は、大会公式ページから個人で選手登録をしたうえで、4人から6人のチームを作って、大会にエントリーしてください。試合数に応じて1人1000円~2500円の参加費がかかります。詳しくは「4v4」で検索してください。

最後に本田さんから子どもたちにメッセージです。

【本田圭佑さん】
「何度もこれから負けるでしょうけど、悔しい思いもするでしょうけど、諦めずに何度もチャレンジしてほしいなと思います」

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