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震災から1カ月「支援の段階も変化」 県内からの支援も継続

2024.02.01(木) 18:45

能登半島地震の発生から、2月1日で1カ月となります。青森県の応援本部によりますと、り災証明の交付に必要となる住宅の被害認定調査のため、これまでに、富山県射水市に県職員や市町村職員合わせて67人が派遣されています。

また、他にも災害派遣医療チームDMATや精神医療チームDPAT、福祉支援チームの他、警察など多くの人が被災地へと向かいました。

そうした中、2回目の被災地支援に出発した団体の代表は、時間の経過とともに支援の段階が変わってきていると話します。

【男女共同参画地域みらいねっと 小山内世喜子代表理事】
「きょうでちょうど(発災から)1カ月なんですけれども、これからは、本当に復旧復興に向けて、お一人お一人が歩んでいかなければいけない時期だと思うんですね」

こう話すのは、2回目の被災地支援へと向かう「男女共同参画地域みらいねっと」の代表理事、小山内世喜子さんです。

小山内さんは、1月14日から17日まで、石川県穴水町に入り、避難所の設営や運営といった支援のほか、被災者に足湯につかってもらう活動などを行いました。

【男女共同参画地域みらいねっと 小山内世喜子代表理事】
「前回(訪れた時は)は、本当に命を守るってフェーズだったので、避難所づくりとかです。避難所の生活環境を守るとかそういうご支援をしてまいりました」
「(今回)1カ月経って、避難所運営とかで中心となってきた人たちが疲弊しきってきているんですね」
「もう一度、皆で協力しながら、復旧復興に向けて頑張ろうっていうような意識を作っていかなきゃいけないかなと」

支援の段階も、命を守るための急性期から、生活再建期へと移っていくと話す小山内さん。

今回は、リンゴジュースやアップルパイといった食料品の他に、化粧品のセットも届ける予定です。

【男女共同参画地域みらいねっと 小山内世喜子代表理事】
「女性であれば、例えば化粧品とか、日常で当たり前に使ってたものが、ほとんどなかったんですね。日常使っていたもの日常で食べていたもの、そういったものがだんだんと必要になってくる時期かなと思います」

小山内さんたちメンバー3人は、2月2日から4日間、石川県穴水町の避難所で支援活動を行うということです。
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