青森河川国道事務所工務第二課の田中慶裕課長たち4人は、2日から石川県穴水町を中心に測量作業を行い、道路の被害状況を取りまとめます。
【青森河川国道事務所工務第二課 田中慶裕課長】
「応急復旧もまだ途中ですので、安全面に注意しながら、現地の調査の方を着実に進めていきたいと思います」
田中さんたち第一陣は、8日まで現地調査を行い9日に青森に戻る予定です。
青森河川国道事務所では、来週中に第二陣を派遣するということです。
ANNの能登半島地震の取材クルーの一員として、青森朝日放送スタッフも、石川県穴水町周辺を取材しています。
電気は使えるけれども、水道を使えないので、トイレやちょっとした手洗いができないことがとにかく不便だと話していました。
現地の医師に聞いたところ、能登半島北部の地域は高齢化率がおよそ50%で、青森県内でも、同様のエリアはあり、地形的にも似ている所があるので、土砂崩れが起これば陸の孤島と化す可能性もあると思います。
「あすは我が身」と思って、個人はもちろん、行政も備える必要があると思います。