【弘前市 桜田市長】
「地域の公共交通機関として指示内容をしっかりと受け止め、技術的な専門家を入れるなど社内の保守管理体制を強化し、しっかりと改善に努めていただかなければならないと考えております」
弘南鉄道大鰐線では2023年8月に、大鰐駅と宿川原駅との間で走行中の列車が脱線事故を起こしました。
保安監査を実施した東北運輸局は2024年1月、弘南鉄道に対し7項目の改善を指示していて、2月22日までに改善措置を報告するよう求めています。
桜田市長は、「安全対策の取り組みや教育訓練の状況などを沿線住民に対し周知するよう」求めました。また、改善内容を見極めるとしながらも、「沿線市町村と協力して地域公共交通の維持を図っていきたい」と弘南鉄道存続の認識を改めて示しました。