彼らが手にしているのは、「大谷グローブ」。12日は藤崎町内3つの小学校に届いたグローブを持ち寄って、初めての野球大会が開かれました。
小学6年生たちと対するのは大人たち。大谷グローブが届いてから、放課後や休み時間に活用していたという児童も。
【参加した児童】
「(グローブは)使いやすいです」「ありがたいです」
「やっと大谷翔平さんからのグローブが使えると思って、すごくワクワクしていました」
今回は特別ルール。大人たちが三振などをすると、能登半島地震で被災した人へ募金します。エラーも、もちろん募金。ボールボーイならぬ「募金ボーイ」もすぐさま駆け付けました。
こちらは、打球がどんどん転がされて伸びていく、伸びていく…(「募金」ゾーンへ到達)
【藤崎町連合PTA 浅瀬石純司会長】
「グローブが届いたというタイミングで、全国的にまだやっていない野球の試合をまずやろうと。能登半島地震の少しでも復興を応援したいということで、町連合PTAとしていくらかでも手助けになれば」
野球を通して楽しい思い出づくりをしながらも、被災した人たちへの気持ちも忘れていません。
【参加した児童】
「石川県の皆さんが助かるように(募金集めで)走ったりしました」
「地震が起きる前のいつも通りの暮らしに戻ってほしいと思う」
今回集まった1万円余りの募金は、藤崎町内各小学校での募金と合わせ、3月にも被災した地域に届けられる予定です。
「大谷選手ありがとう、野球しようぜー!」