2024年の大雪像のテーマは、北海道函館市を代表する洋風建築、「函館ハリストス正教会」。雪不足が心配されましたが、高さ10.5メートル、横幅12メートルの大雪像を背に多くの人が立ち止まって記念撮影をしていました。
滑り台は2台作る予定だったものを1台にし、高さも1メートルほど縮小しましたが、3連休最終日ということもあり、多くの子どもたちで長蛇の列ができていました。最後まで上手に滑りきる子もいれば、途中でバランスを崩して転んでしまう子も。
【兄弟】
(Q.兄弟で一緒に乗って?)弟「楽しかった」兄「楽しかった」
兄「速くてびっくりした」
(Q.あと何回乗る?)弟「100回」
【女の子】
「ごっちんごっちんって、ぶつかりながら滑ってた」
滑り台の周りでは、雪遊びを楽しむ子どもたちの歓声が響く一方。2024年の弘前城雪燈籠まつりに大きな影響を及ぼした今シーズンの暖冬少雪。12日の弘前の最深積雪は18センチと、平年の3割程度で、最高気温も4.4℃と3月上旬並みの暖かさでした。
園内でも雪が解け、地面が見えている場所も多く、子どもが乗っていたそりを持ち歩く保護者の姿も。
【弘前市民】
「なかなか今年は(孫と)雪で遊ぶことがなかったので良かったです」
「多少雪があった方がいいですね。冬は」
「今年雪かきほとんどしていないので、すごくその辺は助かっているのですけれど、やっぱりこういうイベントがあると、雪が少ないのはちょっと寂しいなという気はしますね」
弘前城雪燈籠まつりは午後8時までで、大雪像へのプロジェクションマッピングも行われます。