銀賞を獲得したのは、むつ工業高校機械科3年の二木海斗さん、柴田龍駕さん、電気科3年の佐賀海音さんなど7人で構成された研究チームです。
むつ市役所を訪れ、山本知也市長に報告しました。二木さんら3人は2日、台湾の高雄市で海の問題解決に向けて若い世代がアイデアを発表する「オーシャンチャレンジ決勝発表会」に出場しました。
「オーシャンチャレンジ」は6年前に始まり、これまでに24カ国からおよそ800人が応募し、海洋保護の取り組みについて発表しています。
3人は6年前から海洋研究開発機構と共同研究している、様々な海のデータを集めることによって、漁場にどんな魚がいるかを予測できる、風向風速観測機の開発について英語で発表しました。
その結果、発表した6チーム中、2位に当たる銀賞に選ばれました。
【むつ工業高校3年 二木海斗さん】
「いざ本番となると少し緊張してしまって、せりふが飛びそうになったのですが練習をしてきたので自信を持って発表できました」
研究チームは2025年度中に風向風速観測機を完成させ、漁業者に使用してもらうことを目指しています。