「福やで人気を集めていた、びっくり弁当がこちらに並んでいます。お値段もそのままです」
10月31日に営業を終了した青森市の食品スーパー「スーパー福や」が「スーパー福や大野店byマエダ」に生まれ変わりました。
「福や」で高い支持を得ていたびっくり弁当や総菜に生鮮食品から飲料、日用品まで、「マエダ」の商品力が加わり、「福や」から「マエダ」への事業承継が感じられる品ぞろえとなっています。
オープン初日のきょうは待ちわびた人たちが野菜や果物、およそ1カ月ぶりに復活したびっくり弁当などお目当ての品物を手に取っていました。
【黒石市から初来店】
(Q.何を買われたんですか?)「お弁当です。やっぱり。これ目当てで来ました」「やっぱり金額安いですし食べてからまた考えますけどまた来たいと思います」
【買い物客】
「うれしいですうれしいですちょっとお買い物したいちょっと何か足りないものってここ(福や)で買えてたから待ってました」
「スーパー福や大野店byマエダ」の営業時間は午前9時から午後10時までです。
【坂本庸明記者】
「きょう開店したスーパーの運営はマエダが行っていますが、お店にはスーパー福やの名前が残っています」
これまでマエダが行ってきた事業承継では前の店の名前が残ることはありませんでした。
なぜ「福や」の名前を残したのかマエダの前田大志専務に聞きました。
【マエダ 前田大志専務】
「「福や」のお店にお客さんが付いている、ブランド力みたいなものがあるなと思っていましたので、びっくり弁当ももちろんですけど「福や」のお店の名前を残すことがお客様にとっても私たち(マエダ)にとってもいいなと思って残しました」「今まで周りに大きなスーパーがある中で多くのお客様に来ていただいているので、引き続き来ていただけるように来てなかったお客様もこれを機に使っていただけるようなお店を目指していきたいなと思います」
※福やの従業員を引き続き雇用しているということで、「びっくり弁当」も無事復活しました。店の中では「久しぶり!」といった声が多く聞かれたそうです。付近の住民にとってコミュニケーションの場になっているのかもしれません。













